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Shun.I

2023年中途入社 管理部

Q.01経理職へ転職されたきっかけは何ですか。

私は現在経理として働いていますが、前職ではシステムエンジニアとして働いていました。システムエンジニアの仕事は、緻密かつ論理的な思考力やチームで協働して物事を推し進める力が求められますが、その点では自分自身適性があると感じていましたし、なによりも先輩方に追いつきたいという一心で、仕事に没頭する日々を過ごしていました。

しかし、5年、6年と仕事を続ける中で、いつしかエンジニアの仕事自体に楽しさや面白さを感じられなくなり、仕事に対する責任感のみで働いているような感覚に陥ってしまっていることに気付きました。そこで「この仕事をあと20年、30年続けていけるのだろうか?」と将来について考えるようになり、自分の興味のある新たな職種にキャリアチェンジすることを決意しました。

『経理』という仕事に興味を持ったきっかけは、当時始めたばかりであった株式投資です。日々投資に関する様々な情報に触れる中で、「会社はどのように運営されているのだろう?」「会社は何にお金を使って、どのように利益をあげているのだろう?」ということに強く関心が湧きました。経理の仕事を通じて、「会社は何をしているのか」を自分の目で見て知りたいと思い、経理としての道に進むことを決めました。

そして、現在は管理部という部署に所属しています。管理部内では、経理をメイン業務としつつ、総務や法務など複数の領域を担当して仕事を行っています。

Q.02 管理部の仕事内容について教えてください。

一般的に、どのような会社にも、人事、経理、法務、総務、広報というような間接部門が存在します。そのことからも、これらの部門は会社にとって必要不可欠な存在であると言えますが、会社の規模などに応じてそれぞれの部門が独立していることもあれば、いくつかの業務を集約して「管理部」としていることもあります。

当社は後者にあたり、経理、労務、法務、総務を集約して「管理部」としています。

管理部の業務内容についてですが、まず経理では、各種請求や給与等の支払い処理、債権債務の管理、月次・四半期・年次決算業務などを行っています。次に労務では、給与計算や社会保険の手続き、従業員の労働管理、就業規則や福利厚生の整備などを行っています。そして法務では、契約書の作成や内容のチェック、契約書類の管理、その他様々な法律関連の相談対応などを行っています。最後に総務では、来客や代表電話の対応、オフィスや備品の管理、郵送物の発送などを行っています。

現在、管理部ではこれらの業務を計5名の体制で対応しています。

Q.03 入社してから大変だったことは何ですか。

これまでと大きく異なる未経験の職種に挑戦することは、やはり非常に大変なことであったと思います。仕事以外の事にも共通することだと思いますが、人間、何かあたらしいこと(全く知らないこと)をはじめるには非常に多くのパワーが必要になるものです。それは皆さんもこれまでの人生の経験から容易に想像できると思います。

私は入社前に簿記の資格を取得するなど最低限の基本的な知識を身に着けていましたが、実際に経理の業務を経験してみると、それらはただの知識なだけであって、すぐに実務ができるほど甘い世界ではありませんでした。未経験という立場であることは理解しながらも、早く経理として一人前にならなければと焦りや不安を感じながら、日々業務に取り組んでいたことを思い出します。

しかしその一方で、システムエンジニアとして培ってきた論理的思考力やコミュニケーション力、ITリテラシーなどのポータブルスキルは、職種が変わったとしても必ず活かせるスキルであると考えていたので、不安は感じながらも環境の変化に臆することなく新たな一歩を踏み出せたと思っています。

経理以外にも幅広い分野の知識を必要とする管理部員として、多種多様な仕事に慣れるには苦労する点も多くありましたが、上司の方々の指導やサポートもあり、現在は日々楽しく仕事に取り組むことができています。

Q.04管理部から見た会社の雰囲気はどうですか。

これは非常に難しい質問ですね(笑)。率直に言うと、「真面目すぎる」という印象です。

管理部は業務が多岐にわたることから、満遍なくすべての部署と関わる機会があります。その中で感じるのは、先ほどの「真面目すぎる」という点にも繋がるのですが、「周りを頼らなさすぎる」ということです。日々、管理部には様々な質問や相談が寄せられますが、一方で、「これを管理部に聞いてもいいのだろうか?」とどこか遠慮しているのか、なかなか相談に来られない方々もいらっしゃるように感じます。「もっと早く相談してくれたらよかったのにな」と思う場面も多々ありますね。

管理部の「お客様」は社外の方々ではなく、社内の方々(従業員と経営陣)と考えていますので、従業員の皆さんの質問や相談を受けることも重要な仕事の1つです。よく「管理部は学校の職員室みたいで入りにくい」というイメージを持たれることもありますが、遠慮しすぎる必要はありませんし、もっと気軽に声をかけてほしいなと思っています。

Q.05社員の皆さんに、より活用してほしい制度や福利厚生はありますか。

福利厚生は大小様々なものがありますが、1つ挙げるとすれば、やはり「リモートHQ」ですね。

リモートHQは一言で言うと、リモートワーク支援サービスです。この制度はリモートワーク環境の整備による業務効率の向上と、リモートワークに係る費用の補助を目的として導入しています。月毎に1人当たり3,500円相当のポイントが付与され、リモートワークに必要な物品をレンタルすることができます。また、ポイントはリモートワーク時の電気代やインターネット代を経費として精算したり、自己研鑽のための書籍の購入等に使用したりすることも可能です。

それぞれの従業員が、自分のワークスタイルに合わせて自由に使えるポイントなので、ぜひ有効活用してもらいたいですね。

他にも、資格取得の奨励金制度やレンタカーの割引制度などもあります。

当社では、従業員の皆さんの要望も聞きながら、柔軟に福利厚生の改廃を行っています。 もし「こんな福利厚生があるといいな」というものがあれば、導入可能か検討しますので、お気軽に管理部までご提案ください。

Q.06これから入社する皆さんへ一言お願いします。

今回のインタビューを通して、管理部門が普段どのようなことをしているところなのかを少しでも知っていただけたら嬉しいです。

当社の管理部では、すべての従業員の皆さんに敬意をもって丁寧に対応することを心掛けていますので、もし仕事をする中で「これってどうすればいいんだろう?」「誰に相談すればいいんだろう?」「こういう情報はないかな?」といった疑問や困り事があれば、些細なことでも構わないので、ぜひ管理部にお声がけください。




                                                     インタビュー日:2025年4月

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