Makina.W
2021年中途入社 カスタマーサクセス
Q.01入社前の経歴や転職のきっかけ
私は大学を卒業した後、人材紹介会社に入社し8年半ほど勤めました。
転職希望の候補者さんと企業の採用担当の方、両方共を担当する「両面」と呼ばれるタイプの紹介会社で、経験を積んでいくことができました。
後半の数年は自社の新卒採用も担うことができました。選考や内定者のフォローなどを対応し、すこしずつ会社の中でも中堅として成長できているような手ごたえはありました。
そのような折に家族の転勤で、海外に移住することになり、3年ほどして帰国・出産を経て、子供が保育園に入るタイミングに合わせて転職というか再就職の活動を始めたのがきっかけです。
Q.02SALES ROBOTICSを選んだ理由
新卒の就職活動の際には「仕事軸」と「環境軸」の両面で「成長できそうな環境」に進みたいと思っていました。
「仕事軸」では無形商材を中心に進めました。有形商材はその商材の強みそのものを評価して購入に至る顧客が多いと思いましたので、
無形商材の方が自分自身の提案力や課題解決力が養われると考えました。
「環境軸」では出来上がった組織の整った環境で過ごすよりも、発展途上の環境の方が様々なことが経験できると思いましたし、
自分の成長が組織の成長につながっていく実感を得られると思ったからです。
これは確かに重要なのですが、今回は少し事情が違いました。私自身、子育てとの両立は未経験のことなので、この点を重視する必要がありました。
再就職しようと考えたときに、いくら「仕事を頑張りたい!もっといい仕事をしたい!」と思っても前職の時のようにたくさん時間外の対応をするのは正直難しいと思いました。
私が活動していた時は、ちょうどコロナ1年目で求人が少なくなっている時期でしたし、小さな子供がいて3年のブランクがある、と言うことで、
書類選考でご縁のなくなってしまう企業が多数ありました。それでもますます需要の高まるIT関連企業を中心に10社ほど面接に行き、
2次面接での丁寧な説明や、内定をいただいたあとのフォロー面談で、部門長の方が子育てとの両立についていろいろと相談に乗ってくださったことなどから、セルロボに入社することを決めました。
Q.03実際にSALES ROBOTICSに入社して、両立はいかがですか?
1日の流れを教えてください。
やはり、業務が重なったときなど、所定の時間外に業務をする必要が生じてしまうことはありますが、夫や近くに住む家族の協力を得て何とかやりくりしています。
私は残業よりも、朝6時ごろ、早くに開始することが多いです。
提案書の作成やプロジェクトの状況分析などは朝のうちに取り組みます。
9時には朝礼、タスク整理をして、1日が始まります。
午前と午後の時間帯には、日によって異なりますが、クライアントごとの活動計画をマネージャーと確認したり、顧客への提案、自分が担当するプロジェクトに入ってもらっているセールススタッフとオンライン会議で活動のフィードバックをしたり、相談を受け付けたりしていきます。
私の場合には、18時を過ぎたら速やかに子供を迎えに行く必要がありますので、昼休みは家事に充てていることがほとんどです。(※現在の出社頻度は月に2回程度)手早く昼食を食べ、夕食の下ごしらえや洗濯の残りなどを済ませ、午後の仕事に戻ります。
子供を迎えに行った後は、夕食・入浴・寝かしつけを済ませるともう21時、という感じで正直、毎日あわただしく過ぎていきます。
それでも子供が寝た後、すこし自分の時間をもったり、時折フレックスを活用して美容院に行くなど、「自分にご褒美」も織り交ぜながらやっています。
Q.04両立をするために日ごろ大切にしていることを教えてください
スケジュールの管理や調整には特に気を配っています。どうしても子供が小さいので体調を崩すなど突発的な事が起きやすい状況です。
自分が担当しているプロジェクトのクライアントやチームにできるだけ影響が生じないように、できるタスクはどんどん前倒しして進めています。
また、コミュニケーションはこまめにするようにしています。チームの方には協力していただく必要が生じることも多いので、
状況をよく共有しておくことはとても大切だと思います。時には張りすぎずに弱音を吐くことも必要と思います。
抱え込んでいても問題は解決しませんので厳しいと感じたときには状態を知らせ、お互いに理解しあえるように心がけています。
私の部署には小さなお子さんのいる上司もいますので、その点については気軽に相談できるのがいいと思います。
Q.05異業種からの転職は大変でしたか?
今も大変なことはありますが、未経験でしたので、最初は特に苦労しました。
営業戦略を立てようにもクライアントの業界について、知らないことも多かったですので。
しかし、お客様から、当社のインサイドセールス活動から受注につながったとお知らせいただいたときや、
お客様だけで営業活動をしていた時には気が付くことのできなかった営業戦略をご提案できたときには、達成感があります。
お客様により良い提案をするためには、日ごろのコミュニケーションが欠かせません。
お客様の状況や過去の活動などを詳しくお聞きするために、コミュニケーションの取り方を相手のご都合や好みに合わせるように心がけています。
加えて、相手の立場に立って考えたり、相手方の興味関心を想像しながら情報提供することを大切にしています。
そうやって信頼関係の構築を経て、いただいた情報をもとにプロジェクトマネージャーにも相談して営業活動のプランニングをしていきます。
加えて、チームのセールススタッフが活動についての気づきや提案を自主的にしてくれることがとてもうれしいですね。経験の浅い分野でも、チームで進めることができるので、大変ながらもやりがいがあります。
また、当社には『プロジェクトドクター』というプロジェクトの支援をしてくれる組織があります。
経験豊富な社員が配置されており、一緒に躓きを解消してくれるような役割です。プロジェクトの進捗状況を観察してアドバイスをくれたり、
サポートしてくれたりしますので異業種からの転職でも少しずつレベルアップしていくことができます。
今はまだ入社して1年ほどですし、子供も小さいので先々のことは考えにくい状況ですが、目の前のことを一生懸命取りくみながら、これからも少しずつステップアップしていきたいと思っています。
インタビュー日:2022年8月