Akira.Y
2025年入社 CONCIERGE BASE事業部
Q.01 前職の内容と入社のきっかけについて
前職では人材派遣会社に勤務しており、派遣事業と並行してBPO事業も行っていました。私はそこで主にBPO業務の管理を担当し、コンタクトセンターの運営管理を中心に、社員のマネジメントを統括していました。
前職は小規模な企業でしたので、もっと安定性が高くかつ新しいことに挑戦できるような会社に行きたいと考える機会が増え、転職を決意しました。
10年以上BPOの管理業務に携わってきたため、その強みを活かせる環境を求めて情報収集していく中で、当社を志望しました。面接を通じて企業の魅力を強く感じたことが、入社の決定打となりました。
他社と比較しても、SRは最も私自身を知ろうとしてくれていると面接で感じました。2次面接の時点で「もう決めています」と伝えたほど、直感的に「人」で入社を決めました。
Q.02 現在の業務内容や役割
現在の業務内容は部署(コンタクトセンター)のマネジメントが7〜8割と案件対応が2~3割という比重です。
部署内でのマネージャーの具体的な役割としては、自分たちで決めた運用に則り、部内が円滑に進むよう旗振りをすることだと認識しています。また、自分より若いメンバーやこの会社しか知らないメンバーに対し、私が外部で見てきた多様な手法を教えることも重要な役割です。当社の良さを活かしつつ、「ここのやり方だけが当たり前ではない」と指導・教育を行っています。
また、電力案件(※1)のプロジェクトマネージャー(PM)も務めています。PMとしては現場の細かな実務への介入は控え、SVやPLに任せつつ、私は全体指揮やクライアントとの折衝をメインに行っています。
(※1)の補足
引っ越し等で新たに電気を利用されるお客様からの申し込みを受け付け、希望日に電気を開通させる業務を行っています。申し込み情報と住所等を照合し、適切な供給地点を特定して申請を行う作業です。引っ越しの繁忙期(1月~3月)になると、オペレーターさんは40人くらいになる、大きな案件です。

Q.03 マネージャーとして意識していること、やりがい
マネジメントにどれだけ時間を割けるか、を強く意識しています。実務に没頭せず、本来のマネジメント業務であるメンバーの育成や進捗管理を確実に遂行することが重要と考えるからです。
マネージャーは実務に引っ張られてしまうことも少なくないですが、それではメンバーのスキルアップにつながりません。そのため、優先順位を明確にし、実務は可能な限りメンバーに任せ、私は旗振りに徹するよう意識しています。
また、育成においては「長所を伸ばす」ことを重視しています。苦手を底上げするよりも、適材適所で得意な部分を伸ばすような配置や育成を行いたいと考えています。
長所の見つけ方ですが、タスクを振った際のアウトプットを見れば自然と分かります。こちらが指示しなくても期待以上の成果が出ればそれが得意分野であり、進捗が悪ければ苦手分野であると判断できます。本人に直接的な表現はしませんが、共通認識として得意分野に向かうよう自然に誘導しています。マネジメントにおいて、このスタイルを確立したのは20代後半頃です。私自身、計画性がなくスケジュール通りに進めていくことが苦手で、指摘を受けたり叱られると反発してしまうタイプでした。
自分自身のこの経験があったため、弱みを伸ばす、怒る、という指導法はしないようにしています。できないことはできないと割り切り、一緒に別の方法を考えるか、得意な人に任せるというスタンスです。
マネージャーとしてのやりがいは、全体の効率や生産性が向上し、自身の施策の正しさが証明された時です。また、メンバーから「仕事がしやすくなった」「以前より良い結果が出せるようになった」といった声を聞くと非常に嬉しく思います。
具体的な事例として、プロジェクトごとの収支管理シートの刷新が挙げられます。以前は管理が曖昧でしたが、私が介入し、フォーマットや運用ルールを一から作り直しました。その結果、数値が明確化されただけでなく、現場のメンバーからも「構成が分かりやすくなった」と評価されました。これは前職での数値管理経験が活きた事例です。
Q.04 入社前と後のギャップ
「スピード感」が想像よりもはるかに速いです。特にコンタクトセンター事業において、案件決定から2週間で採用・インフラ構築・稼働開始を実現するなど、大手企業にはない速度で物事が動きます。緊急でチームを組成し、既存メンバーを巻き込みながら立ち上げるスピードには驚かされました。
実現していくのは大変なことですが、急なご依頼でも対応できるのはSRの強みでもあります。また、提案したアイデアが採用され、外部へアウトプットされるまでのスピードも非常に速いです。
具体例として、入社1ヶ月頃にAIによるメール返信文作成プロンプトを作成し、上司に提案したことがあります。即座に「いいね」と言っていただき、とある案件ですぐに導入されました。現在では利用率100%となり、業務に不可欠なツールとなっています。
Q.05 部署の雰囲気やメンバーの人柄について
部署内の雰囲気は非常に風通しが良く、フランクです。仕事だけでなくプライベートの相談もできる環境であり、馴染みにくいということはないと思います。
上司は優しく、特に直属の上司とは席も近く、冗談を交えながら頻繁にコミュニケーションを取っています。
また当部署の役員は、役員でありながら現場の意見を積極的に取り入れてくださり、感覚と論理のバランスを重視する仕事の考え方が私と似ており、ついていきたいと思える方です。
Q.06 どんな人と働きたいか、今後の展望
今後中途入社される方へ伝えたいのは、当社では大企業にはないスピード感や、未整備の状態から自分でルールを作り案件を遂行する柔軟さが求められるということです。レールがないところを走ることを楽しめる方と一緒に働きたいですし、そういった方には入社をお勧めします。
私自身の今後の展望としては、経営の一翼を担う人材を目指しています。この半年でAIなど新しい経験を積み、その思いは強くなりました。
現在はコンタクトセンター部門としてAIに力を入れていますが、今後は既存のコンタクトセンター業務にAIをうまく掛け合わせ、付加価値を高めてビジネスを拡大させたいと考えています。
