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A.F

25卒インターンシップK大学 経済系

人見知りだけど、人と向き合う仕事がしたい!

「人と向き合う仕事」をしたい。でも、人と関わることが苦手。
そんな私が人と向き合うために、大学生活の中でたくさん挑戦をし続けました。

私は将来「顧客に向き合い、顧客の持つ目的や課題に合わせたサービスを提供できる人材」として活躍したいと考えています。そのために大学で何をしてきたのか、どうしてそのように考えるようになったのか。そのようなエピソードも交えながら私の強みを3つ紹介していきます。ぜひ、最後まで読んで私のことを知っていただけると幸いです。

01チャレンジ精神

インターンシップ

一つ目の強みは「チャレンジ精神」です。私は自分の苦手なことを克服するために、大学生活で様々な挑戦をしてきました。
その中で、私が一番挑戦したといえることはインターンシップです。私は大学でインターンシップに参加する制度が整っていたこともあり、大学1年生の頃から34社もの様々な企業のインターンシップに参加してきました。なぜなら、私が将来どのように働いているか全く想像することが出来ず、不安に感じていたためです。そんな不安を解消し、将来どのような人材として社会に貢献したいかを考えるために様々な業界のインターンシップに参加しました。
数々のインターンシップに参加して一番印象に残っていることは、建設会社の注文住宅を見学したことです。その注文住宅の間取りは独特で、トイレの入り口が一段上がっているというものがありました。社長にこのことについて質問すると、顧客が元転勤族でこのようなトイレの方が使い慣れていたため、わざわざこのような間取りにしているということを教えてくれました。このことから、多くの人にとって不便な間取りでも個人にとって使いやすいものもあることを知って、「顧客に向き合い、顧客の持つ目的や課題に合わせたサービスを提供できる人材になりたい」と考えるようになりました。また、このようにインターンシップに参加する、挑戦できる環境が大学で整えられていたことを実感し、自分の仕事で多くの人の挑戦をサポートできる仕事をしたいとも考えるようになりました。
そのため、私はインターンシップに参加する中で自身の就活の軸を定めることができ、私の将来どのように働きたいかを明確にすることが出来ました。

グループディスカッション

また、私は人と関わることが得意ではありませんでした。しかし、私は「自分事として顧客に向き合える仕事ができる企業」で働きたいと考えていたため、自分の弱みである「人と関わることに対する苦手意識」に向き合うためグループディスカッションに挑戦し、克服することができました。
元々、私は自分の意見を否定されるかもしれないという不安や人の意見に乗った方が楽だという考えから、人に自分の意見を伝えることが苦手でした。 それを克服するために、私はよく進路の相談をしていた講師の先生に相談し、大学1年生からインターンシップの講義を最後まで受講していた14人とグループディスカッションを始めました。練習する中で意見の肯定否定によって議論が活発になり、自分になかった視点を得られることの楽しさに気づくことができました。
そして、一回して終わる予定だったところを講義の受講者や友人に声かけして練習する機会を作り、この活動が定期的に行い、サークル活動になるまで練習を重ねたことで、次第に人に意見を伝える苦手意識がなくなっていきました。現在、グループでの立ち回り方や相手の意見の引き出し方を模索しています。
そのため、私は自分の弱みと向き合い、克服するために挑戦することができます。

02人と向き合うことができる!

アルバイト

二つ目の強みは「人と向き合うことができる」ことです。私は元々人と関わることが苦手であったがために、自分のためにしか努力してきませんでした。
そんな私が人のために努力したいと考えるようになったきっかけは、大学に入ってから始めたレストランのアルバイトです。最初働き始めたころは、自分のお給料を稼ぐために頑張っていました。そして、アルバイトの中でできることを増やして時給を上げようと考え、自分の仕事以外の作業をしたとき、アルバイト先の社員さんから「いつも頑張ってくれてありがとう」といわれました。そういわれたことが嬉しく、そのうち「ありがとう」といわれることを目的に努力したいと考えるようになりました。
そのうち、アルバイト先の人との交流も増え、集まってカラオケやボーリング、焼き肉にほど親交を深めることができました。アルバイトを始めたとき友達なんて作れないと思っていたので、誘っていただけたときとても嬉しかったです。このように親交を深めることができたのは自分のためでなく、「相手のために努力したい」と意識が変わったことが大きかったのではないかと思います。

7日間のインターンシップ

アルバイトをきっかけに、私は「人と向き合う」「相手のために努力したい」と考えるようになり、自然とグループワークでも積極的に活動できるようになっていきました。
その中、私が一番「人と向き合った」と感じた活動は8月上旬に参加した7日間のインターンシップです。私は「顧客に向き合い、顧客の持つ目的や課題に合わせたサービスを提供できる」人になるために、このインターンシップに参加した結果、新規事業の立案で「最優秀賞」を獲得することが出来ました。インターンシップでは新規事業を考えて発表するプログラムがあり、7日間3人のチームメンバーと事業立案から運営計画、プレゼンの作成を行いました。また、7日間インターンシップ以外の時間でもzoomを立ち上げて集まり、チームメンバーそれぞれが持つ強みや弱みを踏まえて課題を進めました。例えば、たくさん出された案を総合的に俯瞰してみることが出来る人を進行役に、いろいろな意見を出すことが出来る人はネットを使って情報を集めて新しい考えを出す役割を担い、プレゼンなどの経験があった私がプレゼンの資料をつくるといったように役割分担をしました。その結果、チームメンバーの持ち力が引き出され、8チームあったうちの「最優秀賞」を頂くことが出来ました。
さらに、事業の発表相手が投資者という設定の社員さんであったため、投資者が新規事業を聞くうえで何に関心があるかを考えてプレゼン資料をつくることで、「プレゼン優秀賞」も頂くことが出来ました。
以上のことから、私はチームメンバーに、そして活動の先にいる人に向き合って、人と向き合うことを意識し活動することが出来ます。

03自分と向き合うことができる

成長するために環境を変えられる

三つ目の強みは「自分と向き合うことができる」です。前文でもあったように、私は人と関わることが苦手であったり、自分の将来像が見えなかったりといくつもの課題を抱えていました。しかし、そんな自分を変えて成長するために、グループディスカッションやインターンシップなどに参加し、苦手なことや知らないことに挑戦できる環境をつくることで克服してきました。そして、ただ挑戦できる環境をつくるのではなく、自分がどのくらい克服できているのか、なぜうまく克服することができないかを考え、自分に合った目標を立て、それに適した環境をつくりました。例えば、まったく人と話すことができなかったときは知り合いだけで活動しているグループディスカッションに参加し、次第に話せるようになればzoomでグループワークのあるインターンシップに参加しました。今では対面でも問題なく人と話すことができるようになったため、現地でグループワークを行うインターンシップに参加しました。
また、自分の性格上、目的や目標を立てないまま努力することが出来ないため、自分の知らない環境に身を置き、自分のなりたい理想像や勉強したいことに気付くことが出来る機会を増やし、やりたいこと、なりたい姿を考えています。 このように、私は自分のやりたいことを明確にし、成長するための環境を自ら作り努力できる人間です。

どのように人生を終えたいか

最後に私がどうして「人と向き合うこと」にこだわっているかについて書かせていただきます。 元々、私はどのような業界、業種で活躍したいかが決まっておらず、就職活動の軸が決まっていませんでした。そのため、具体的な将来像がつかめず、面接やESなどでたくさん失敗しました。そのなか、ある企業の人事の方に「人生の目標について考えると将来像が見えてくる」というアドバイスをいただきました。それをきっかけに「どのように働きたいか」を考えるのではなく、「どのように人生を終えたいか」を考え、徹底的に自己分析しました。
「どのように人生を終えたいか」を考える中で、祖父のお葬式での体験から「人の死を惜しみ、死を惜しまれるような人間になりたい」と考えていることに気付きました。しかし、私は人と関わることが苦手であり、個人と向き合う仕事ができるような人間ではありませんでした。そのため、「人と関わることに対する苦手意識をなくすこと」「自分事として顧客に向き合える仕事ができる企業」が重要であると考え、そのために自分のいる環境を変える必要があることに気が付きました。
その結果、自分のやりたい「自分事として顧客に向き合える仕事」をするためにグループディスカッションやインターンシップ、アルバイトを始め、「人と関わることに対する苦手意識をなくす」ための挑戦を続けてきました。途中で、やっぱり人と関わることが向いていないのではないかと悩み、就活の軸を捻じ曲げようとしたこともありました。しかし、それでも挑戦し続けたことで人と関わることに対する苦手意識をなくすことができ、それに伴って自分の就活の選択肢を広げることができました。
以上が、私が「人と向き合う仕事をしたい」と考えるようになった理由です。

04最後に

「自分と向き合うことができる」「挑戦できる」「人と向き合うことができる」
この3つが私の強みです。ありきたりですが、この強みは元々なんの強みも持っていなかった私が自分と向き合い、努力したことで持つことができたものです。もちろん私にはまだたくさんの弱点があり、他人と比べて劣る部分は多いです。しかし、自分と他人に向き合い挑戦できるこの強みを活かすことで自身の弱点を減らし、「顧客に向き合い、顧客の持つ目的や課題に合わせたサービスを提供できる人材」として活躍していきたいと考えています。
そしていつか、私が死んだときに自分の死を惜しんでくれるような人間になって、人生を終えたいと思います。