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W.F

25卒インターンシップK大学 国際学部

私はIT業界を志望しており、エンジニアとしてスキルを身につけ、将来的にはプロジェクトをまとめる立場に立ちたいと考えている。 この目標を達成する為には、課題を的確に抽出する分析能力、失敗を恐れず変革する姿勢、そしてお客様に寄り添う力の三点が重要であると思う。
私は部活やサークルの経験、そしてUSJでのアルバイトを通して、この三つの力を相応に身につけてきた。以下、私の取り組みについて簡単に紹介していく。

目次

01. 分析能力
 ・新聞部の問題を分析!
02. 変革姿勢
 ・サークルのあり方を改革
03. 人に寄り添う力
 ・サークルの潤滑油として
 ・USJでのアルバイト
04.まとめ

01.分析能力

新聞部の問題を分析!

私は高校時代に新聞部に所属していた。月に一度発行していた学校新聞に課題を発見し、改革した経験から、現状を分析する力の必要性を強く感じた。

私の部活では、常に同じテンプレートに沿って新聞を作り続けていた。新聞の内容は好評だったが、周囲からは「いつも同じデザインだよね」という声が上がっており、全道大会でも受賞から漏れてしまったという現実があった。私はこの状況に問題意識を抱き、いつからこのデザインが続けられているのかバックナンバーを調べ、分析した。その結果2000年頃から当時の2019年に至るまで同じものが使いまわされていることがわかったため、この枠組みを一新することをメンバーに提案した。また、交流した他校の新聞との比較を行い、自校の新聞には「生徒が寄稿出来るコーナー」が足りていないとの結論を出した。

この分析結果をもとに、①編集会議においてデザインを一から考えることを提案し、②生徒が寄稿出来るコーナーを新設、募集記事を執筆したところ、周囲からは大きな反響をいただいた。「デザイン変えたんだね」という声をもらった他、数ヶ月後には紙面に入りきらないほどの投稿がされ、生徒の読者層を広げることにも繋がった。翌年のコンクールでも受賞は逃したものの、現状を的確に分析して課題を見つけ、解決に導けたことは喜びをもたらす経験だった。

02.変革姿勢

サークルの運営方法を改革

①と②は繋がる面があると考えている。現状に問題意識を抱き、課題を分析したのち変革する、ということを私は何度も行ってきた。もう一例として大学時代のボードゲームサークルでの経験を記述していく。

私はサークルの共同代表として、5人で協力しながら運営方法の改革を行い、月一回の活動への参加人数を増やすことに成功した。元々、サークルでは月に一度の対面活動と、有志を集めたオンライン活動が行われていた。以前は全体人数40人ほどのうち、対面活動の参加者は多くて10人と少なかった。オフライン活動は実際に顔を合わせて行う為、交流の場として重要であると考え、より活気のあるサークルにするべく参加人数を増やすことを目標に掲げた。そもそも、参加人数が少ない理由は、活動日が統一されておらず、直前に決定されていることだと推察した。活動日を定めるにあたっては、固定の予定によって参加出来ないメンバーにも配慮したいと考え、メンバーと意見を出し合った。そして曜日を定めるのではなく、隔月で第二土曜・日曜とすることになった。なるべく多くのメンバーが参加可能なようにした配慮が実を結び、次月には2倍の20人の参加者を集めることが出来た。

この経験から、見つけた課題を解決する能力を培ったといえる。

03.人に寄り添う力

サークルの潤滑油として

私は人に徹底的に寄り添うことを大切にしている。高校生までの私は消極的な人間だった。恩師のH先生がかけてくれた「辛い思いをした人は同じ立場の人の気持ちがわかるはずだから、お前も人に優しくしてやれ」という言葉に影響を受け、大学に入ってからは、「誘われなくて辛い」と待ちの姿勢でいるだけでなく、積極的に人を誘うことにした。

サークルにおいて最も後輩と仲が良いのは私だと自負している。年齢や性別の垣根を気にせず、ご飯や映画に誘うことによって、数多くの人と交流を重ねている。その結果信頼を寄せられて、個人的な相談を持ちかけられることも増えた。その相談に対しても相手の立場に立って親身に応えており、人をよく見る力を活かすことが出来ている。

また、個人的な交流のみならず、サークル全体を盛り上げる活動も主催している。親睦会と称して大人数でのカラオケ会を主催した結果、メンバー同士での絆を深めることが出来た。25人というかなり大規模なイベントだったが、新入生に雰囲気をわかってもらい、サークルに定着してもらうことに一役買った他、後輩からも「同じようなイベントを開催したい」という声があがった。

このように私は、人に寄り添う力を活かして、サークルでの潤滑油的立場を確立させている。

USJでのアルバイト

アルバイト中の写真

アルバイト中の写真

私は大学1年生の1月からUSJでアルバイトを続けている。接客においては、一歩引いた視点からお客様を観察しながら、寄り添うことに注力している。

元々接客のような素早いレスポンスが求められる会話は得意ではなく、途中で詰まってしまうこともあった。そこで、誰にでも明るく元気に話しかけるのではなく、まずお客様の言動に言葉遣いを合わせることを意識した。その上で、何を求めているかを把握し、それに沿った声掛けをすることに全力を尽くした。一人一人に丁寧に寄り添い続けた結果、あまり積極的に話しかけてこないお客様とも和やかに会話を続けられるようになっていった。

このようにお客様に徹底的に寄り添う力を活かした結果、上司からも「寄り添った声掛けが強みだね」との評価をもらうことが出来た。

04.まとめ

①現状を的確に読み取ることの出来る分析力
②そうして発見した課題を解決する能力
③お客様と折衝するコミュニケーション能力

これらを備えることの出来た経験について述べてきた。IT業界でエンジニアとして働く為に、現状に満足せずに自己研鑽を怠らず続けていきたい。
以上三点の必須スキルについては、自己を省みて改善する為にも用いつつ、更に練磨していきたいと考えている。